世界中多くのマジシャンに愛されているバニシング・デック・エフェクトが劇的に生まれ変わりました。
と言っても行われたのはささいな変更です。そのささいな変更が大きな効果をもたらします。変更点はフレームに開いた穴です。これにより裏、表にかかわらず、デックの存在が明らかになり、消失後の錯覚を強めます。フレーム内にデックが収納されていくのも間違いなく見え、疑えません。ここからの消失はあり得ず、元のバニシング・デックを知っていても強烈に印象に残ります。
消失だけではありません。オムニデック(付属します)、ミニデック、ブレインウェーブデック。ブラック・ホールを使えば、ケースに入ったフルデックを様々にチェンジできます。収録作品はその特徴をフルに活かし、ブラック・ホールをフルに活用します。
この応用例はオンライン解説動画にて実演とともに、丁寧に解説されます。
フレームの材質とサイズが見直されました。金属製で、簡単に割れません。ポーカーサイズのデックが収納できますので、カード・ガードとして説明でき、実際にその目的で使用できます。このフレームにデックを入れておけば、いつでもこの強烈なエフェクトが可能になります。
お値段は張りますが、一生モノで、いつでも確実に落とせます。安いギミックを多数買うより、おススメです。
オンライン解説動画
ブラック・ホールギミック
透明のデック
- ベーシック
- ベーシックなバニシング・デックの手順ですが、穴が開いていることにより一層不思議に見えます。
- ルーティン2
- 手からポケットへデックを移動させると言います。
ギャグを挟み、2度目は本当にデックが消え、ポケットに移動します。
レギュラーデックが手に残るので、その後お好きなカードマジックを演じられます。
- ルーティン3
- デックからカードを選んでもらい、中ほどに戻します。無関係なトップカードを取り、観客の前に置きます。
おまじないをかけると、このカードが選ばれたカードに変化します。このカードとデックをフレームにしまうと、デックが消失します。
- ルーティン4
- ポケットに入れたカードケースと、フレームに入れた1枚のカードの位置が入れ替わります。次は1枚のカードをポケットにしまい、デックをフレームにしまいますが、やはり2つの位置が入れ替わります。
- ルーティン5
- フレームから赤裏デックを取り出し、好きなカードを言ってもらいます。
デックをフレームに戻すと、デックが瞬時に赤裏から青裏に変化します。変化した青裏デックを取り出し、広げると1枚だけ選ばれたカードが表返っており、裏の色もその1枚だけが赤裏のカードとなっています。
- ルーティン6
- 赤裏デックが入ったフレームで透明のグラスを軽く叩くと、赤裏デックが消え、オムニデックに変化します。
- ルーティン7
- フレームから赤裏デックを取り出し、1枚のカードを抜き出したら、それ以外のデックはフレームに元通りしまいます。子供の頃、ポーカーサイズのカードではマジックができなかった話をしながら、カード・ガードにおまじないをかけると、デックがポーカーサイズからミニサイズへ変化します。最初に取り出した1枚のカードもミニカードに変化させて終わります。