1つの財布、1つの封筒、1枚のカード。
コンセプトはマーク・オベロンのバング・オンです。バング・オンは開発期間20年、FISM2009 パーラー部門第1位を取ったアクトに含まれており、マーク・オベロンの重要作品の1つです。
観客が1枚のカードを言います。フォースや誘導はありません。完全にフリーチョイスです。財布を開くと、封筒が1つ入っており、封筒には1枚のカードが入っています。それが観客が言ったカードです。最高級のクリーンさを持つカード当てです。1つの財布、1つの封筒、1枚のカードという流れで予言の唯一性を強調するのがマーク・オベロンの策略でした。
このリンクス・ウォレット2.0は予言の唯一性をよりはっきり、確実な形で示します。財布はあらかじめテーブルに出しておきます。財布の中には封筒が1つです。1つの財布、1つの封筒、1枚のカード。観客は自分の目で確認しているので疑えません。その上で現象が起こります。どの視点で考えてもあり得ません。
最上位の不思議さです。不思議さを追求するならこれは外せません。
リンクス・ウォレット 2.0 × 1
カード大黒色封筒 × 必要数
予言用カード × 必要数
世界の都市が描かれたカード × 必要数
オンライン解説動画
- カード編
- 財布の中に封筒が1枚だけ入っていることを見せます。
確実に封筒は1枚だけです。封筒を財布にしまい、テーブルに置きます。
観客が52枚のカードから自由に1つのカードを選びます。
先ほどの封筒から予言のカードを取り出すと、それが観客が自由に選んだカードです。
- シティ編
- 上記のエフェクトをカードではなく、世界の都市名で演じます。
リストにある世界の都市名から1つを選んでもらいます。
財布に入れた1枚の封筒からカードを取り出すと、選ばれた都市名が描かれています。
記憶不要です。行きたい都市は完全に個人的な情報なので、一般客相手にはシティ編の方がウケるでしょう。
- ドローイング
- 名刺の裏面にマジシャンの絵を描き、黒く塗り潰したカードを持たせます。
この名刺を財布の窓に入れておきます。いったん財布を閉じ、観客にデックから1枚のカードを選んでもらいます。
財布を開くと、絵のマジシャンが持っているカードは真っ黒から選ばれたカードに変化しています。
- ナンバー
- リンクス・ウォレット 2.0の窓を使い、紙に書かれた4桁の数字をある数字から別の数字へ変化させるアイディアです。
上記のドローイングもですが、窓があるタイプの封筒であれば、リンクス・ウォレットでなくても演技可能です。
- アウト・トゥ・ランチ
- 財布の窓の境をアウト・トゥ・ランチに利用するアイディアです。
- カード・トゥ・ウォレット
- サインを書いてもらったカードをデックに戻しますが、なぜか財布の中から出てきます。ここで使用される技法は玄人好みで痺れます。
- エキストラ・アイディア
- ピークに使用するアイディアをご紹介