『What Lies Inside』Florian Severin著 バニシング・インク社
(邦訳『ダリアン・ヴォルフの奇妙な冒険』 岡田 浩之訳 )収録の"Imagination Is a Lemon"を発展させた秀作です。
動画をご覧ください。観客の1人に好きな果物を言ってもらいます。何を言われても無視。レモンを取り出します。
ナイフも取り出し、想像力を試すゲームを始めます。左手に持ったレモンをカットしたふり。レモンの香りが漂い、果汁が腕を伝い、
口に含むと感じる酸味。レモンとナイフを実際に持つ以外は、すべて想像の世界です。実際に感じたかも知れませんが、想像です。
手に持っているものも本当は……。
二連続の変化現象ですが、演出に想像力を取り入れることで、各変化が劇的でドラマチックに際立ちます。
誰も気づかず、いつの間にかレモンとナイフが変化します。気付いたときの衝撃はなかなかのものがあります。
「スーパー・レモン」では原案のやや弱い部分を確実にし、スライトを除き、安全な手法で見せます。ここからさらに、観客が最初に言った果物も予言します。予言の手法は、賛否あるものですが、メンタリストが常用し最大の効果が得られることは証明されています。
インパクトが強すぎて困るほどのオープニング・エフェクトをどうぞ。