この道具はきちんとしたマジックにももちろん使えますが、おそらく最も効果的なのはマジシャン相手にギャグとして演じる時でしょう。
写真を見ていただければわかりますが、商品は手のひらにのるサイズのチェンジングバッグです。一般のお客さんに対しては単なる怪しい袋ですが、マジシャンに見せると「このサイズでどうやってチェンジを!?それ以前にこんなものを本気で商品化するメーカーってスゴイ!」と誰しもが思ってしまう一品です。
マジシャンならば実際の仕掛けを見て2度びっくり。「どうするのかと思ったが、まさかあの方法だったとは!」この商品を数名のマジシャンに見せたところ、演じるまでもなく大変な受けを取ってしまいました。 ただ、解説されていたハンドリングは短いながらもしっかりしていたので、そこは感心できる点です。演技の前後に手渡し可能な点も、チェンジングバッグを知っている人をくすぐります。
演者は小さなバッグを取り出します。バックの中が完全にカラであることをはっきりと示してから、その中からシルクを取り出します。取り出したシルクをもう1度中に入れてからおまじないをかけると、中のシルクが消えてしまいます。シルク以外でもお札や塩、ティッシュなど中に入るものなら大抵出現・消失・変化の各現象をおこすことができます。